5連と7連を土台に、ときどき6連を加えて叩いていく。そんなドラムソロを紹介します。
Today's Warm-Upとは
Today's Warm-Upは、私が思いついた練習アイデアをシェアするための企画です。
難易度は、比較的高いものが多くなっています。私自身のレベルを上げるために取り組んでいる練習だからです。
目的は、「コーディネーションの向上」や「リズムの解像度を上げる」といった言葉そのものではなく、演奏能力を高めることです。短時間で取り組めるアイデアなので、覚えるのが難しくなるような内容にはしていません。
この動画の内容
この動画は、決まったフレーズをなぞったものではなく、アドリブで叩いたドラムソロです。
- 5連と7連を土台にする
- ときどき6連を加える
- 2拍5連の中に、3連を入れ子にしたフレーズも入れる
サブディビジョンチェンジが、こうした演奏を可能にする
このような演奏は、サブディビジョンを切り替えることで可能になります。
サブディビジョンチェンジとは、拍を割る数を、演奏の中で切り替えていくことです。3連から5連へ、5連から7連へ、あるいは6連へと、拍の割り方を行き来します。
そして、私が大切だと考えているのは、サブディビジョンチェンジの基礎練習です。
ソロの中で自由に切り替えられるようになるには、土台になる基礎が欠かせません。基礎が身についているほど、その場で思いついたことを、そのまま演奏に移せるようになります。
サブディビジョンの考え方については、サブディビジョンの真髄の記事で解説しています。
基礎練習に使えるもの
サブディビジョンを切り替える練習には、Subdivision Changerが使えます。拍ごとに割り方が切り替わるので、耳で確かめながら取り組めます。
動画の後半に出てくる入れ子の連符は、入れ子連符(Nested Tuplets)の記事で解説しています。
教材では、STICK FLOW Vol.2のサブディビジョンのセクションで、偶数連符と奇数連符の切り替えを扱っています。
このウォームアップで見ていること
うまくいかないとき、私が見るのは次のような点です。
- フォーカスが偏っている
- イメージできていない
- 余計に緊張している
つまり、「できない状態で取り組んでしまっている」ということです。
このウォームアップそのものが大事なのではありません。取り組みを通して、自分を観察していると考えています。
ほかのウォームアップ
Today's Warm-Up の一覧から、ほかの動画も見られます。
こうしたリズムの話は、書籍『アレクサンダー・テクニーク+ドラム』でも触れています。

