RRRKの16分オスティナートを保ち、左手だけ16分と3連を切り替える
ポリリズム

RRRKの16分オスティナートを保ち、左手だけ16分と3連を切り替える

右手と右足で RRRK を16分音符でキープしたまま、左手だけが16分と3連を切り替えるウォームアップ。右が一定のまま左のサブディビジョンだけが変わる練習を、Today's Warm-Up #009 として解説します。

右手と右足で一定のパターンを保ちながら、左手だけが別のサブディビジョンに切り替わる。そんなウォームアップを紹介します。


Today's Warm-Upとは

Today's Warm-Upは、私が思いついた練習アイデアをシェアするための企画です。

難易度は、比較的高いものが多くなっています。私自身のレベルを上げるために取り組んでいる練習だからです。

目的は、「コーディネーションの向上」や「リズムの解像度を上げる」といった言葉そのものではなく、演奏能力を高めることです。短時間で取り組めるアイデアなので、覚えるのが難しくなるような内容にはしていません。


このウォームアップの内容

動画で行っているのは、次のことです。

  • 右手と右足:RRRK を16分音符でキープする
  • 左手:16分音符と3連符を切り替える

RRRK の R は右手、K はキック(右足)です。16分音符の4つ1組のうち、3つを右手、残りの1つを右足で叩きます。

右手と右足は、最初から最後まで変わりません。変わるのは左手のサブディビジョンだけで、切り替えは1小節ごとです。


16分と3連の関係

1拍を4つに割るのが16分音符、3つに割るのが3連符です。左手がこの2つを1小節ごとに切り替えるので、右側の16分に対して、左手は4つ割りと3つ割りの関係を行き来します。

サブディビジョンの切り替えそのものは、Subdivision Changerで耳から確かめられます。16分と3連の2つを重ねて聞いてみたいときは、Polyrhythm Playerが使えます。


このウォームアップで見ていること

RRRK は、保ち続けるオスティナートになります。私は、意識がそのオスティナートに集中しすぎないようにしています。

意識が RRRK に偏ると、左手の切り替えに気が向かなくなります。反対に、左手の切り替えに意識が偏ると、RRRK が乱れます。どちらかに偏らない状態で取り組むことが、この練習のポイントだと考えています。

うまくいかないとき、私が見るのは次のような点です。

  • フォーカスが偏っている
  • イメージできていない
  • 余計に緊張している

つまり、「できない状態で取り組んでしまっている」ということです。

このウォームアップそのものが大事なのではありません。取り組みを通して、自分を観察していると考えています。

オスティナートとの向き合い方は、オスティナートを習得するには?の記事でも書いています。


教材

オスティナートとポリリズムは、COORDINATION FLOW でも体系的に扱っています。


ほかのウォームアップ

Today's Warm-Up の一覧から、ほかの動画も見られます。

こうしたリズムの話は、書籍『アレクサンダー・テクニーク+ドラム』でも触れています。

アレクサンダー・テクニーク+ドラム

EXITドラムレッスン

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